たいやきの通販「おとりよせたいやき」

日本一おいしいと自負するたいやきの通信販売

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東京・阿佐ヶ谷のたいやき ともえ庵が「おとりよせたいやき」、「おとりよせ白玉たいやき」の通信販売を立ち上げました。これまでになかった、新しいたい焼きのお取り寄せです。

専用のつぶあんを開発し、ご家庭で温め、焼き直した際に一番美味しく食べていただけるように仕上げました。一丁焼き(天然もの)のたいやきを冷凍せずにチルド(冷蔵)便でお届けする、日本一おいしいと自負するたいやきの通信販売です。

 たいやきの通信販売、別に珍しいことではないと思われる方もいらっしゃると思います。安直に「日本一おいしい」などと言うなとお怒りの方もいらっしゃるかもしれません。
 ですが、当店は大まじめです。本気で「日本一おいしいたいやきの通信販売」が実現できていると考えています。
 特徴を先に紹介します。

・希少な一丁焼き(天然もの)のたいやきの通信販売
・日本で初めてのチルド(冷蔵)配送のたいやき

 これから、少し長い文章になりますが、詳しく説明させていただきます。お付き合いください。

「たいやき ともえ庵」について

 改めて当店、「たいやき ともえ庵」について紹介させていただきます。

 当店は東京の中野で開業、現在の阿佐ヶ谷パールセンター商店街の中ほどにある店舗に移転しました。開業して11年、阿佐ヶ谷での営業も8年目に差し掛かっています。現在のところ阿佐ヶ谷の店1軒だけで営業しています。

 おかげさまで地元の阿佐ヶ谷では多くのお客さんにご愛顧いただき、テレビ等でご紹介いただく機会も増えてきました。昨年には当店で企画、制作、販売した「たいやきマスク」がバズってネットの話題となり、少し前にはテレビドラマ『ウチの娘は、彼氏ができない!!』に出てくるたいやき店「おだや」の監修をさせていただく等、活動の場が広がりつつあります。

たいやき ともえ庵の実店舗です。夏の期間はかき氷をお出しするので看板が変わります

たいやきはおいしいものです!

本当のたいやきだけが持つ特別なおいしさ

 まずお伝えしたいのは、たいやきがおいしいものだということです。
 小麦粉の皮に小豆の餡という単純な食べ物です。大判焼き(地方によって今川焼き、回転焼き、二重焼き、等の名前でも呼ばれます)の形を鯛にしただけのものだと思われている方も多いと思います。実際に大判焼きの形を変えただけというたいやきも少なくありませんが、本当のたいやきの美味しさはまったく違います。鯛を象(かたど)った複雑な形が独自の美味しさを生み出しているからです。

 ふわっとした厚い皮に甘い餡が入っているというイメージ、これは大判焼きのものです。本当のたいやきは皮が薄くパリッとしていて、甘さを抑えたつぶあんが入っています。

複雑な「鯛」の形が食感の美味しさになります

 頭の部分は薄い皮とたっぷりのつぶあん、尾に近づくにつれてつぶあんの量が少なくなります。尾の先端になるとギリギリまで詰められたつぶあんの味とともにカリッと焼き上がられた皮の食感も楽しめます。食べる部位によって皮とつぶあんの比率が変わり、さらには皮の食感も変わって味が変化する、これが本当のたいやきのおいしさです。
 江戸時代に発祥した文字焼き(もんじやき)という菓子から発展し、鋳物技術の発達により広く広まったと推察されているたいやき。広まる過程で、鯛以外にも様々な形状が生まれました。しかし、現在に至るまで続いたのが鯛の形なのは、日本人が「めでたい」に通じる鯛が好きだったということに加えて、味の変化が楽しめる形状だったことにもあると考えています。

 ただ、本当のたいやきを出す店はそれほど多くなく、どこでも食べられるものではないことが難点です。

一丁焼きについて ~たいやきの天然ものと養殖もの~

天然もののたいやき、初めて聞くと少し驚く表現です。小麦粉と小豆で焼くたいやきに天然も養殖もないだろう、そう思うのが普通です。しかし、たいやきファンの中では広く知られている言葉です。
 もとは、2002年に出版された『たい焼の魚拓』(宮嶋康彦著 JTB)の中で著者の宮嶋さんが使われた言葉です。鯛の一本釣りと一匹ずつたいやきを焼く一丁焼きのイメージが重ります。それに対して5~6匹のたいやきを一度に焼くスタイルは「養殖」というイメージです。
 多くのたいやき愛好家にとって納得できる言葉だったことからじわじわと広まって、たいやき好きであれば誰もが知る言葉となりました。今では店名や店の看板に「天然」を冠した店も出てくるくらいになっています。

一匹ずつ強火で焼くのが”一丁焼き”の特徴です
一丁焼きを焼くには技術が必要です

もともとのたいやきは、この天然と呼ばれる一丁焼きでした。しかし、焼くのが難しく量産に向かないため、後に開発された5~6匹を一度に焼く“養殖もの”が中心となり、廃れていったのです。昔ながらのたいやき店は家族経営の小さな店が多いので、高齢化による廃業も多く、今では全国で140軒程度になってしまいました。
 それでも一丁焼きのたいやきは人気です。東京都内で常に行列が絶えない「御三家」と呼ばれるたいやき店はすべて一丁焼きです。全方位から強火で焼くことで、皮をパリッと仕上げる一丁焼きのおいしさは、量産方式では出せないからです。
 近年では、このおいしさを求めて新たに一丁焼きで開業する店も少しずつ出てきました。10年前に開業したたいやき ともえ庵もそのひとつです。
 ただし、たいやき ともえ庵では、「天然もの」の語はお客さん側の表現だと考えているので、プロとして「一丁焼き」という言葉を使い続けています。

たいやき ともえ庵のたいやきについて

一丁焼きの中でも一番おいしいたいやきを目指して

 当店「たいやき ともえ庵」は、減少しつつある本当のたいやきのおいしさを求めて開業しました。正直なところ、最初は「一丁焼きで作ればおいしいたいやきができる」という思いから研究を始めましたが、すぐにそんなに簡単なものではないと気付きました。普通のものに比べておいしいたいやきが多い一丁焼きですが、その中にも優劣があり、よりおいしくできる余地が大きいことがわかったからです。
 そこで当店では「一丁焼きの中でも一番おいしいたいやきを焼く」ことを目標にして、材料を研究し、焼き方を工夫してきました。結果、まだまだ改善の余地があると思いますが、自分たちなりにはおいしい水準のたいやきができたと思っています。

ハシ(型)からたいやきをとり出す瞬間

皮の薄さは日本一

 パリッとして香ばしい皮は、一丁焼きのたいやきのおいしさの大切な要素。なので、一丁焼きのたいやき店の多くは「薄皮であること」をうたっています。
 当店のたいやきは、その中でもさらに皮が薄いことが特徴です。 “薄皮たいやき”のお腹の断面を見ると、どのたいやき店のものも皮が薄く仕上がっています。この部分の薄さは他店のものもともえ庵のものもあまり違いはありません。

 でも、大きく違うのは鼻先と尾の先です。写真を見ていただいてわかるとおり、ともえ庵のたいやきは、頭の先から尾の先までミリ単位の皮に仕上げています。ここまでしっかりと餡を詰めることはなかなかできない技術です。これにより、鼻先の皮もパリッと仕上がり、尾の部分はカリッとした歯ごたえになります。

ともえ庵のたいやきの断面。鼻先から尾の先ギリギリまでつぶあんが詰まり、皮がパリッと焼き上がっています。
他店の一丁焼きのたいやき。腹の部分に一部皮が厚く残っています。

 この違いは、他の一丁焼きのたいやき店と少し違うともえ庵独自の焼き方によるものです。一丁焼きのたいやきは型に皮になる小麦粉を敷き、つぶあんを盛り付け、上を小麦粉で覆ってから型を閉じて焼きます。ともえ庵ではこの際にわざと小麦粉を溢れさせ、焼きながらこそげ取ることで皮を限界まで薄くしています。そのため、独自の形状のガスバーナーを特注しているくらいです。
 こそげ取る作業の分、焼くスピードが落ちてしまうのですが、おいしいたいやきを焼くためには必要な工程です。

つぶあんを高く盛り付けることで隅々まで行き渡り、皮が薄く仕上がります。


一丁焼きのたいやきを焼く動画。つぶあんを高く盛り付けて隅々まで行き渡らせ、はみ出たバリをこそげ落とします。

限界まで甘さを抑えたつぶあん

 もうひとつの特徴は限界まで甘さを抑えたつぶあんです。十勝産を中心とした北海道産のエリモ小豆を使い、つぶあんとして成立するぎりぎりまで甘さを抑えています。

 薄い皮のたいやきの場合、口にするつぶあんの量が多くなるので、普通の甘さのつぶあんを使うと口の中が甘くなり、お腹が膨れて、おいしくなくなってしまいます。また、甘さが小豆の風味を消してしまうので、本当の小豆のおいしさがわからなくなります。砂糖の量を抑えることで、小豆の風味を感じつつ、最後までおいしく召し上がっていただけるようになります。

 世の中のつぶあんはもっと砂糖を減らせばいいのに、この文を読んでそう思われる人もいらっしゃるかもしれません。その通りなのですが、昔ながらの甘いつぶあんに慣れているお店は味を変えようとはされません。また、つぶあんは糖度が高いほど保存性が高まるので、日持ちを優先する店は甘さを抑えたつぶあんを使うことができないのです。
 ともえ庵は、毎朝、その日使う分の小豆を炊き、翌日に持ち越すことはしません。なので、つぶあんの甘さを安心して抑えられています。

 実際に東京都内の有名なたいやき店を何軒も回って購入し、つぶあんの甘さを確かめさせてもらったことがあります。当店よりも糖度が低いつぶあんを使う店は1店だけでした。その店と同水準のつぶあんにすることも考えたのですが、そこまで糖度を落とすとつぶあんの水分が増え、ともえ庵の薄い皮では耐えられないため、現在の甘さにしています。

尋常じゃない焼きたてへのこだわり

店にお越しになった方はご存知ですが、ともえ庵は焼きたてのたいやきを食べていただくことに異常なほどこだわっている店です。
 ご注文をいただいた際には必ずお召し上がりまでの時間をお伺いし、すぐにお召し上がりになるお客さんには、その時点で一番新しいたいやきをお渡しするようにしています。長時間お持ち歩きのお客さんには、少し時間が経ったたいやきをお詰めしますが、それでも焼き上がりから最大でも20分が上限です。焼いてから20分以上経ったたいやきは売り場から下げ、たいやきとして販売することはありません。

 この売り場から下げたたいやき、以前は廃棄していました。多い時には100匹以上、それほどまでに焼きたてにこだわっていたのです。
 今では二枚に開いてプレスして再度焼き上げ「たいやきの開き」として販売しています。完全に水分を飛ばしてしまうので賞味期限は2カ月、今までになかったお菓子とテレビ等でも紹介されて評判になっており、たいやきを廃棄しなくてもよくなりました。

焼いてから20分経過したたいやきを再加工して作った「たいやきの開き」は他にない人気メニュー。
普通の「開き」に加えて「たいやきの開き みりん干し」もあります。

他にはない美味しさの白玉たいやき

 たいやき ともえ庵の定番メニューには通常のたいやきに加えてもうひとつ、「白玉たいやき」があります。たいやきの中に白玉を入れて焼き上げたものです。
 熱々のたいやきの中で白玉がとろけ、独特のおいしさをかもし出します。ともえ庵ではたいやきの形に合わせて棒状の白玉を作り、注文を受けてから焼いてお出しすることで、常に最高のおいしさになるように工夫しています。
 白玉を入れることで、たいやきを焼く過程で白玉から出た水分がつぶあんに移り、よりみずみずしく仕上がるのも「白玉たいやき」の特徴です。
 たいやきに市販の冷凍白玉を入れて焼いたものは他店にもありましたが、それらとはまったく違うのがともえ庵の「白玉たいやき」です。

焼きたてのたいやきにこだわる店が通信販売を始めた理由

もともとニーズがあった「たいやきの温め直し」

 上にも記載した通り、ともえ庵ではすべてのお客さんに焼きたてのたいやきをお出しし、その場で食べていただきたいと思っています。
 でも、現実にはそれはかなわないことも知っています。お家まで30分のお持ち帰り、夕食後のデザートにお召し上がり、手土産で差し上げるのでいつ食べるかわからない、様々なお客さんがいらっしゃいます。
 ともえ庵のたいやきは冷めてもおいしく召し上がっていただけるものとは思っていますが、やはり温かい方がよりおいしい。そこで、ブログ記事にて「おいしいたいやきの温め直し方」を紹介したところ、ともえ庵のブログ記事の中でも閲覧の多いコンテンツになってしまいました。ご覧になっている方は必ずしもともえ庵のお客さんではないと思いますが、温め直し方へのニーズの高さが感じられました。
 ただ、ブログで紹介した温め方はあくまでも買って帰ったともえ庵のたいやきを美味しく食べる方法ですので、どの店のたいやきにも共通する方法ではないので、少し申し訳ない気持ちも持ってきました。

『たいやき ともえ庵のブログ』(旧ブログ)でも閲覧数が多かった「一番美味しいたいやきの温め方」の記事

開発のきっかけは、地方在住のおばあさんからの電話

 たいやきの通信販売(地方発送)を決心したのにはふたつのきっかけがありました。ひとつめが地方在住のおばあさんからの電話です。
 数年前のことですが、ともえ庵が紹介されたテレビ番組を見て新潟県にお住いのおばあさんからお電話をいただきました。テレビに映った当店のたいやきがどうしても食べたいので送って欲しいというご依頼です。
 たいやきの地方発送はしていないとご説明して一度はお断りしました。でも聞けば、ずっとたいやきを食べたいと思っていたのにご近所にたいやき店がなく、街中まで出かける交通手段も限られているので我慢していたとのこと。焼きたてに比べると味が落ちることを確認した上で、温め方の説明を添えてチルド(冷蔵)便で送らせていただきました。
 おばあさんに本当に喜んでいただけたので、こうしたたいやきが簡単に買えない地域の方にお届けできる方法がないかを考えるようになり、地方発送ができるたいやきの開発に取り掛かりました。

発売への背中を押してくださった言葉

 きっかけのもうひとつは、ミュージシャンの方の言葉です。
 上にも紹介しましたが、日本テレビ系で2020年1月から放映されたテレビドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!!』で舞台のひとつとなるたいやき店『おだや』を当店で監修させていただきました。
 最初は、あらかじめ焼いておいたたいやきを撮影の時に食べる予定だったそうです。ところが、ともえ庵のスタッフがテレビ局のセットでたいやきを焼いて食べていただいたところ、あまりの味の違いに出演者の方が驚かれました。この味の違いは演技に影響しかねないとのことで、撮影のたびにセットで焼いてお出しすることになりました。

 ある日の撮影では、出演されている人気ロックバンド「Alexandros」のボーカルの川上洋平さんがたいやきを召し上がられました。リハーサル1分前に焼いたものです。「たいやきが好きで買ってきてもらったり、デリバリーを頼んだりするのですが、焼きたては初めて。こんなにおいしいとは」と言っていただきました。(本当に気に入っていただいたご様子で、撮影後には余分に焼いておいたたいやきを全部お持ち帰りになったそうです)

 考えてみれば、芸能人の方が並んでたいやきを買うのは難しいかもしれません。ドラマに出演された俳優さん方は全員、ともえ庵のたいやきの味を気に入って下さったのですが、撮影終了後には誰も焼き立てのたいやきを食べることができないかもしれないと気付きました。焼きたてのたいやきを食べることができない人は 地方だけでなく都会にもたくさんいらっしゃるのだと実感しました。
 実は、この時には既に地方発送ができるたいやきはある程度完成していました。でも、店頭の焼きたてにこだわりたい気持ちも捨てられず、本当に出すかどうか悩んでいた時期でした。この言葉に背中を押していただき、通信販売の実現に踏み切ることにしました。

通信販売ができるたいやきの開発への挑戦

たいやきが通信販売に向かない理由

 どうしてたいやきは通信販売に向かないのでしょうか。それは温め方が難しいからです。
 たいやきのおいしさにはパリッとした皮が重要です。なので、以前から当店でお買い上げのお客さんに紹介している温め方は、最初に電子レンジで中身のつぶあんを温め、次にオーブントースター1分30秒~2分で焼いて皮をパリッと仕上げる方法です。オーブントースターでの焼き時間がやや長めなのは、最初の電子レンジの段階で温められたつぶあんの水分が一度皮に移り、それが飛ぶまで焼いているからです。
 ある程度、温かさが残っているたいやきであれば、この方法でかなりおいしく食べていただけます。しかし、完全に冷めてしまったり、長期保存のために冷凍したたいやきの場合にはそうはいきません。つぶあんを熱くし、さらにパリッとした皮を取り戻すまでにつぶあんの水分が蒸発してパサッとした食感になってしまうのです。そうなると、残念ですがともえ庵のたいやきとは、形が同じでも似ても似つかぬ味になってしまいます。

 ともえ庵では、お持ち帰りいただいたたいやきを少しでも焼きたてに近いおいしさで食べていただきたいと、色々な温め直し方を試行錯誤しました。オーブン、水蒸気を使うタイプのオーブントースター、ポップアップ式トースター、魚焼きグリル、フライパンで直接焼く・・・いずれの方法でも、十分温めるとつぶあんが乾燥してパサついてしまうのが避けられませんでした。

たいやきを温め焼き直すと、どうしても水分が飛んで、パサついたつぶあんになってしまいます。

 以前に別のお菓子を開発する際につぶあんの冷凍方法を試行錯誤したことがあります。かなりいろいろな方法を試した結果、一度冷凍したつぶあんはどうしても解凍時に風味が飛ぶということでした。甘みの強いつぶあんの場合には風味の低下はそれほど気にならないかもしれませんが、甘さを抑えたつぶあんでははっきりと違いがわかります。完全に美味しくなくなる訳ではありませんが、誰もが感じるくらいの味の差が出ます。
 現在、数多くのたいやき店が通信販売をされていますが、見る限りすべて配送は冷凍です。日持ちを考えると仕方ないのですが、風味の低下は免れません。

通信販売用のたいやきの開発

 おいしいたいやきを通信販売するには、これまでのたいやきでは無理だということがわかりました。水分が飛びにくいつぶあんを開発し、冷凍せずにチルド(冷蔵)便で送るしかありません。

水分が飛びにくいつぶあん

 水分が飛びにくいつぶあんは、つぶあんに寒天を加えることで実現しました。つぶあんは小豆の渋を切り、ゆっくりと膨らませ、最後に砂糖を合わせて練るのですが、この最終工程で寒天を加えるのです。
文字にすると簡単に見えますが、寒天を加えるタイミングと量を見極めるのに苦労しました。寒天の量が多い程、水分を保持力は高まりますが、量が多すぎるとつぶあんが羊羹のように固まってしまいます。ともえ庵のたいやきは、低糖度でさっぱりと食べられるのが特徴なので、それでは台無しです。
 長期間にわたり、何度も試作を繰り返して、つぶあんの口あたりを損ねず、かつ水分を保持してくれる割合と、混ぜるタイミングを見つけました。

通常のたいやきとは別に作るつぶあん
普通のたいやきとおよりよせたいやきを温め焼き直してから撮影したもの。
おとりよせたいやきの方がつぶあんに水分が残っています。

白玉たいやきも通信販売仕様に

 同じつぶあんを使い、通信販売用の「白玉たいやき」も開発しました。
「白玉たいやき」は、白玉が水分を保持してくれるので、より温め直し、焼き直しに向いています。その特性をさらに活かすため、店でお出ししている「白玉たいやき」とは少し製造方法を変え、さらに通信販売に向いたものに仕上げることができました。

ひと回りして元に戻した皮

 これは実現しなかったので余談になりますが、たいやきの皮も改良しようと取り組みました。皮をより軽くすれば、短時間でパリッと焼き直せるので、水分が飛びにくくなるからです。
 色々な方法を構想しては試し、原材料を変えないままに普通のともえ庵のたいやきの皮よりはるかに軽く仕上げる方法を考え出すことができました。この方法で作ったたいやきは、体感的には従来のたいやき皮の半分くらいの薄さに感じます。焼き直す時間も短時間で済みます。
 ところが・・・意気揚々と試食してもらった結果は悲惨でした。食べた人全員から「皮が薄すぎてもの足りない」と言われ、あわてて元の皮に戻しました。つぶあんをしっかりと受け止めるにはある程度の皮の厚さも必要でした。皮の薄さが売りのともえ庵ですが、何ごともやり過ぎは禁物と知りました。  でも、この軽い皮自体はおいしいので、いずれ別のお菓子を出す際に使うつもりです。

通信販売用のたいやきの袋

 通信販売を行うために、たいやきを入れる袋も変更しました。
 通常の店頭販売用の紙袋は空気を通すので焼きたてのたいやきには向いていますが、温め直す際にはたいやきから出た水分でくっついてしまいます。

 通信販売用のたいやきの袋は水分を通さず密封できるものです。そのまま電子レンジに入れて温めることができます。なお、楽しくお召し上がりいただけるよう帯を掛けて箱詰めしています。帯の裏面には温め、焼き直し方を記載しています。

おとりよせたいやき、おとりよせ白玉たいやきの袋。
袋は水分をはじく素材でできており、そのまま電子レンジに入れることができます。
袋の上に掛けている帯の裏面には温め焼き直し方の説明が載っています。

完成した「おとりよせたいやき」と「おとりよせ白玉たいやき」

 試行錯誤の結果、完成したのが通信販売仕様の「おとりよせたいやき」と「おとりよせ白玉たいやき」です。
 チルド(冷蔵)便で配送し、ご家庭で電子レンジとオーブントースターで温め、焼き直していただいてお召し上がりいただきます。つぶあんにしっかりと水分が残るので、ご家庭で焼き直したと思えないほどの味を楽しんでいただけます。

 「おとりよせたいやき」と店頭で食べる普通のたいやきの違いについては以下のようにご理解ください。焼きたての味は通常のたいやきにほんの少し劣りますが、焼き直した際の味がこれまでにないくらい高く維持されるのが特徴です。 (数値は焼きたてのおいしさを100点とした場合のイメージです。客観的な測定値がある訳ではないのでご了承ください)

ヤマト運輸「宅急便」のクール便(冷蔵)でお届けします。
焼きたての美味しさ焼き直した時のおいしさ
実店舗のたいやき100点30点
おとりよせたいやき90点60点

おとりよせたいやき、おとりよせ白玉たいやきのお召し上がり方

 チルド便で配送しますので、到着後は冷蔵庫に入れてください。 

 温め、焼き直し方は「おとりよせたいやき」、「おとりよせ白玉たいやき」とも同じです。袋の口を少し開け、電子レンジ(600W)で1分間温めてから、袋から取り出してオーブントースターで1分30秒~2分程度焼き直してください。
 なお、電子レンジでの温め時間は1匹当たりの時間です。2匹の場合には2分、3匹の場合には3分になります。(オーブントースターは何匹入れる場合でも同じ時間で焼いてください)オーブントースターは機種により出力が大きく違うので、最初は様子を見ながら焼いてください。たいやきの表面が完全に乾き、ふちの部分がやや焦げはじめるくらいがおいしいタイミングです。

袋の隅を開いてそのまま電子レンジで1分温め、その後に袋から取り出しオーブントースターで1分30秒~2分焼いてください。
電子レンジは必ずご使用ください。オーブントースターについては魚焼きグリルやフライパンでも代用できます。
電子レンジには袋のまま、オーブントースターには袋から出して入れます。
たいやきのふちの部分が少し焦げるくらいがちょうどよい仕上がりです。

 電子レンジから取り出したたいやきの袋には、水分が水滴となって付くことが多いので、お召し上がりに使用する場合には、一度ティッシュペーパー等で袋の内側をぬぐって使ってください。
 賞味期限は到着後およそ1週間です。ただし、賞味期限内でも微妙に味が低下していきますので、できるだけ早くのお召し上がりをお勧めします。

オーブントースターをお持ちでない場合

 おとりよせたいやきを温め焼き直す際に、中のつぶあんを温めるために電子レンジは必須ですが、オーブントースターはガスコンロに付いている魚焼きグリルやフライパンで代用することができます。

いつか阿佐ヶ谷のたいやき ともえ庵にお越しください

 「おとりよせたいやき」、「おとりよせ白玉たいやき」は、通信販売で購入いただけるたいやきとしてはベストなもの、これまでになかったレベルの味になったと自負しています。
 それでも、正直なところ、店頭での焼きたてを食べていただくのとまったく同じ味ではありません。通信販売でお召し上がりいただき、味を知った上で、いつかの将来に阿佐ヶ谷にあるたいやき ともえ庵の店舗にお越しいただき、最高の状態でたいやきをお召し上がりいただければと思っています。

「おとりよせたいやき、おとりよせ白玉たいやき」の製品ラインナップ

 「およりよせたいやき」、「おとりよせ白玉たいやき」は以下のセットで提供させていただきます。

(1)おとりよせたいやき3匹、おとりよせ白玉たいやき3匹セット

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おとりよせたいやき、おとりよせ白玉たいやきが3匹ずつ入ったセットです。ご家族でお召し上がりいただくのに適したサイズです。

販売価格 4,000円(税込、送料込)

(2)おとりよせたいやき6匹、おとりよせ白玉たいやき6匹セット

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おとりよせたいやき、おとりよせ白玉たいやきが6匹ずつ入ったセットです。会社等への手土産やご贈答に適したサイズです。

販売価格 8,000円(税込、送料込)

(3)おとりよせたいやき6匹セット

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おとりよせたいやきを6匹詰めました。たいやきの本当のおいしさをお楽しみください。

販売価格 3,500円(税込、送料込)

(4)おとりよせ白玉たいやき6匹セット

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おとりよせ白玉たいやきを6匹詰めました。実店舗でも「これじゃないとダメ」というお客さんが多い白玉たいやきをたっぷりお召し上がりください。

販売価格 4,500円(税込、送料込)

プレゼントやお中元、お歳暮にご活用ください。

日付を指定しての発送も承ります。プレゼントやお中元、お歳暮にご活用ください。

※お届け先様の御名前、敬称、ご住所、電話番号、送り主様の御名前、電話番号をお知らせください。
※発送前に送り主様に確認のメールを送らせていただきます。受取先が宅急便(クール便)を受け取れることをご確認ください。

原材料、配送方法、賞味期限

・原材料「おとりよせたいやき」、「おとりよせ白玉たいやき」の原材料は以下のとおりです。

おとりよせたいやき北海道産小豆、砂糖、小麦粉、寒天、重曹
おとりよせ白玉たいやき北海道産小豆、砂糖、白玉粉、小麦粉、寒天、重曹

・配送方法:ヤマト運輸 クール宅急便(冷蔵)
・賞味期限:製造より1週間(冷蔵庫にて保存)

TEL 03-6383-2144
営業時間:11時〜20時