ともえ庵を知って下さっているお客さんから「いつも並んでいるのでなかなか買えなくて」と時々言われます。
実際はそうでもないと思うのですが、やはり人が並んでいたり、人だかりがあると、なかなか買うことができないと感じてしまうのだと思います。
今回のブログ記事では、ともえ庵のたいやきを待たずに買えるタイミング、本当に待つ行列とそんなに待たない行列の見分け方について紹介させていただきます。
■残念ながら、まだまだ行列がない時間が多くあります。
実際に開店から閉店までずっと行列していただければ良いのですが、平日11時、土日10時30分の開店直後や、20時の閉店前はそれほどお客さんが多くありませんので並ぶことなくたいやきをご購入いただけると思います。
また、冬の本当に寒い日以外は、平日、土日に関わらず、並んでいるお客さんがいらっしゃらないタイミングもよくあります。そんなタイミングに合わせてお越しいただいてもよいかと思います。
■行列ができていてもあまり待たずに買える時もあります
さらに、行列ができていても意外に待たずにご購入いただけることがよくあります。
というのは、ともえ庵には普通のたいやき以外に白玉たいやきや、月替りたいやきなど、注文を受けてから焼くたいやきがあり、その焼き上がりを待っているお客さんがたくさんいらっしゃり、それが大行列のように見えていることがよくあるからです。
そんな場合には、普通のたいやきであれば、行列(人だかり)があってもすぐに買っていただくことができます。
■あまり待たない行列の見分け方
実は、あまり待たない行列(人だかり)を見分ける方法があります。以下に紹介する2点がポイントです。
1.ストックにたいやきがある場合にはあまり待たない
店頭に行列ができていても、店の正面の焼き台の上にたいやきのストックがある場合には、お渡しするまでにそれほど時間はかかりません。
混んでいるように見えるのは、白玉たいやきや、月替りたいやきなど、注文を受けてから焼くたいやきや、注文を受けてから箱詰めする阿佐ヶ谷練乳餅の箱入りを注文し、出来上がるのを待っているお客さんがたくさんいらっしゃるからです。
ですから、並んで注文していただければすぐにお出しできるので、実際にお待ちいただくのはご注文までの時間だけになります。
なお、ともえ庵ではストックのたい焼きがあっても、すぐに召し上がるお客さんには焼きたてのものから優先してお出ししています。ストックのたいやきも約20分を超えたものはお出ししていませんので、どのたいやきも焼いてからそれほど時間が経っていないものです。
それでも、気になる方は「焼きたてを下さい」とおっしゃっていただければ、確実にその時点での最新のたいやきか、その次に焼き上がるたいやきをお渡しますので、お気軽に声をかけてください。
やきたてをお出しする方針については、ブログ記事「やっぱりたいやきは“焼きたて”にこだわりたい」をご覧になって下さい。
2.焼き手が二人の場合にはそれほど時間はかからない
もうひとつ、注意してほしいのは焼き手の人数です。ともえ庵では2台の焼き台を使ってたいやきを焼いていますが、季節や曜日、時間帯によって、1台だけ稼働させている場合と、2台稼働の場合があります。
お客さんがあまり多くない場合には1台だけの焼き台で焼きますが、この時に大量のご注文をいただいたり、たくさんのお客さんに来ていただいたりすると、お渡しまでかなりお待ちいただくことになります。
「混んできたらすぐにもう1台の焼き台で焼けばいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、焼き台を使うにはハシ(焼き型)を温め、一度、生地だけを焼いてなじませ、それからたいやきを焼き始めるため、すぐに焼き台を増やすことができないのです。
しかし、たいやきの季節である秋から春にかけての夕方の時間帯や土日には焼き台を2台稼働させますから、焼くスピードが格段に上がり、行列していてもそれほどお待たせせずたいやきをお出しできるようになります。
ともえ庵の場合、たいやきを焼くペースは一匹あたり1分弱。そこに白玉たいやきや月替りなどの手間がかかるたいやきが混じりますので、実際にはそれより少し時間がかかります。
しかし、焼き台が二台の場合には、片方で手間のかかるたいやきを引き受け、もう片方は普通のたいやきに専念して焼き続けるので、提供までの時間は半分以下になります。
そんな訳で、焼き台が二台稼働ならそれほど気にせずに並んでいただいても大丈夫かと思います。
なお、これらのあまり待たないタイミングはあくまで普通のたいやきについてのものです。白玉たいやきや月替りたいやきは、お客さんが混んでいる時には多少お待ちいただかざるを得ませんので、ご了承ください。
■夏場の行列はかき氷のものなので、たいやきはすぐにお出しできます
一般的にたいやき店は暑い夏には売上が落ちます。ともえ庵も同様で、それ以外の季節に比べるとたいやきのお客さんが減り、代わりにかき氷のお客さんが増えます。
夏場の行列や人だかりは、かき氷のご注文やできあがりを待つお客さんが多いだけですので、上記と同様にストックにたいやきがある場合にはすぐにお出しすることができます。
注文の行列が長い場合には、「たいやきだけ注文できる?」と先に尋ねてください。他にたいやきのお客さんがいなければ先に対応させていただきます。
■「ともえ庵の日」の行列はそれほど待ちません
もうひとつ、意外に行列で待たないのが「ともえ庵の日」です。一番混む時間帯は、パールセンター商店街側から中杉通りまで並んでいただくので、さすがにそれほど待たないとは言えませんが、店頭で数人くらいの行列だと意外に早く順番が回ります。
というのも、ともえ庵の日には白玉たいやきや月替りたいやきを出さず、二台の焼き台で普通のたいやきだけを最高速度で焼くからです。
ブログ記事「毎月10日はともえ庵の日」にも紹介しているとおり、ともえ庵の日は職人が焼く速さを競っている日です。また、特別価格で提供するたいやきはおひとり3匹までにさせていただいているので、多少の行列ができてもどんどん焼き上げてお客さんが回転していきます。気にせず並んでいただいても15分以上かかることは少ないはずです。
毎月10日の「ともえ庵の日」は、焼くスピードが早く、おひとり三匹までなので比較的早く回ります
このブログ記事は2018年12月初頭に書いていますので、あくまでこの時点での混雑状況や並び方だとご理解ください。
将来、この記事を振り返って「当時はまだまだお客さんが少なかったんだな」と思えるよう、たいやき ともえ庵一同、頑張りたいと思います。その時にはまたその時点での並び方のコツをブログ記事にできればと考えています。
今後ともよろしくお願い致します。
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